花  の  詩 

 

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              や〜わ


    

ヤエムグラ・ムグラ (八重葎・葎) 越年草・一年草

   (アカネ科・ヤエムグラ属)  夏の季語 開花は3月から五月ころ 

アカネ科ヤエムグラ属

 (キバナカワラマツバ・カワラマツバ・オククルマムグラ・ヤエムグラ・ホソバノヨツバムグラ
キクムグラ・ヤマムグラ・ヨツバムグラ・オオバノヨツバムグラ・エゾノヨツバムグラ

アサ科カラハナソウ属(カナムグラ)一年生の蔓草。鉄ムグラ。8月〜10月に開花する秋の花。



アカネ科のヤエムグラもたくさんの種類がありますが普通に見かけるのは「ヤエムグラ」でしょう。
「ヤマムグラ」らしきものも撮影したことがありますが花が小さすぎて、うまく撮れませんでした。

ヤエムグラは3月の終わりころから4月にかけて花を咲かせ始めます。白い小さな花です。
花はすぐに丸い実となり落下して、それが秋には芽を出して茂ることから越年草とも言えます。
古来、万葉集をはじめ多くの歌に詠まれてきました。
しかし秋に詠まれたヤエムグラはアカネ科ヤエムグラではなくて「カナムグラ」のことと解釈されています。

ふるさとを誰か尋ねてわけも来む 八重のみしげるむぐらならねば (西行、山家集)

山賎の おとがひ閉づる 葎かな (芭蕉)











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