花  の  詩 

 

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ヤドリギ 【宿木・保与(ほよ)・寄生(ほや)
 常緑寄生植物

   (ヤドリギ科)    冬の季語



落葉高木の上部に丸くこんもりと寄生しているヤドリギは、見るからに異様な感じをさせます。
気味が悪い思いをされる方も多いでしょう。でも所変われば別で西欧などでは、モミの木や柊の木
などとともに重宝されているようです。「神の宿る木」という考え方もあるようです。
養分は宿った木から奪いますが、ヤドリギ自体が光合成を行いますから、半寄生ということです。
ケヤキやブナ、ミズナラやクリなどによく寄生するそうですが、桜に寄生してるのも見かけます。
上の二枚は京都市伏見区。二段目は宇治市植物園の桜の木で、ヤドリギの花が咲いています。
下の4枚は吉野山での撮影です。

やどり木や 杜のなかより 笙きこえ  岩井 英雅












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