花  の  詩 



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アケビ  (通草・木通) 蔓性木
 
      (アケビ科)    花は春の季語、実は秋の季語

 

アケビは蔓性の落葉木本で、雌雄異花です。花は3月下旬頃から5月初旬頃にかけて咲きます。
秋になって10月頃には実が熟して割れ開きます。甘さの強い実です。
生え始めた若芽は蔓も葉も山菜として食用にされます。それとは別に蔓は(木通=もくつう)と呼ばれて、
利尿剤などに利用されてきました。
現在、実を食用として栽培されているのは「ミツバアケビ」とのことです。
同じアケビ科で熟しても割れ開かない「ムベ」があります。


大空に そむきて通草 裂け初めぬ (長谷川かな女)

梢みな 光をつなぐ 花あけび (古賀まり子)

ますらをが爪木に通草さしそへて暮るれば帰る大原の里 (寂然)














 

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