花  の  詩 

 

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              や〜わ


    

ワレモコウ (吾亦紅・吾木香・スイカグサ) 多年草

  
 (バラ科・ワレモコウ属)    季語は秋

ワレモコウ属に ミヤマワレモコウ・ナガホノワレモコウ・コバノワレモコウなどあり、日本に自生。




分岐した茎の先端に苔茶色の花とは言えないような花を一つつけて、秋に風にそよいで
いる様は、いかにも儚いような、寂しいような印象も受けます。
茎の先端にあって花と見えるものは花弁のないガクだけの小さな花の集合体です。
花には違いないのですが異質の花とも言えます。

赤きもの つういと出でぬ 吾亦紅  (高浜虚子)

吾亦紅すすきかるかや秋くさの       
さびしききはみ君におくらむ  (若山牧水)










 


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