花  の  詩 

 

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ツユクサ (露草・つき草・ほたる草・青花) 一年草

   (ツユクサ科 ・ 秋の季語)   

   

梅雨入りの頃から咲き始めるので梅雨に関係ありそうですが、そうではなくて、色が付く「着き草」から来ている
花名のようです。夏から秋にかけて咲きます。秋の季語です。
路傍にもよく生えていますので、なじみのある花とも言えます。枝分かれした茎はどんどんと増えて行きます。
早朝に咲いて昼頃にはもうしぼむという半日花です。
露草は古代から染料として利用されてきました。ただし色はすぐに抜けてしまいます。
普通は濃い青色の花なのですが、白花も見たことがあます。突然変異でも白花はあるはずですが、
農薬などでも白花になるのだろうと思います。二段目右のシベが青い種類もあって、
細かく分類すると、たくさんの種類に分けられるようです。
ツユクサ科に「トキワツユクサ」「ムラサキツユクサ」などがります。
他にも、なじみの薄いツユクサ科の花を見かけます。

月草に衣は摺らむ朝露に ぬれて後には移ろひぬとも   万葉集

月草の 花に離れて うてなかな  高濱 虚子












 

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