花  の  詩 

 

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ツリフネソウ (釣舟草・吊舟草) 一年草

   (ツリフネソウ科・ツリフネソウ属)    季語は秋



もう10年近く前に、木曽川の「寝覚ノ床」にまで降りて行く途中に、自生しているのを
見たのが初めてのツリフネソウでした。
変った花だなーという印象を持った記憶があります。
実に絶妙の花名で、本当に舟が吊られているような変わった形をしています。
花における距(きょ)とは、花弁、またはがく片の一部分が後方に突き出て筒状になったものを
言います。ツリフネソウもがく片の一つが渦巻き状の管になって後ろに突き出ていて、
この中に蜜を蓄えているそうです。
花の色には他には黄色い「キツリフネ」があります。私は未見です。

霧はとび釣舟草は踊るなり (富岡犀川)

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