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さ　　し　　す　　せ　　そ

　　　　

セツブンソウ　(節分草)　多年草

　　　(キンポウゲ科・セツブンソウ属)　　　　季語は春



セツブンソウは名の通りに節分の頃に咲く花です。ただし京都では10日後あたりから
咲き始めているように思います。
2センチほどの白い五弁花で決して派手なイメージはしませんが、立春に引きずられて
あるいは春の到来を告げるかのように咲く花であり、なんとなく自身の活動を促され、
励まされしているようにも感じます。
多数の黒紫色のものは雄蕊です。

ふたり棲む　節分草を　ふやしつつ　　（黒田　杏子）