花  の  詩 



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オドリコソウ・ヒメオドリコソウ  (踊り子草・姫踊り子草) 多年草
 
      (シソ科)    オドリコソウは春の季語。花期は4月から6月頃

 

私が知る限りは「オドリコソウ」は日本で自生していたものかどうかわからないのですが、
江戸時代には知られていた植物のようです。
東アジア一帯に広く分布する植物とのことです。私も愛媛県八幡浜市・京都市中京区と北区・大津市などで
自生種を見ています。群生するそうですが、群生しているのは見たことがありません。

「ヒメオドリコソウ」はヨーロッパ原産。イギリスやカナダにも普通に自生している植物のようです。
日本には明治時代中ごろに渡来。大群生する時もあります。花自体は1センチほどありますが、
獲りにくい花の一つでもあります。どこでも雑草化していますから、春には簡単に
見ることのできる花です。


きりもなく ふえて踊子 草となる (後藤比奈夫)

摘みし手に 踊子草を をどらせて (稲畑汀子)










 

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