花  の  詩 

 

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ネコジャラシ (狗尾草「エノコログサ」・犬子草) 一年草

   (イネ科)    秋の季語



秋の陽射しを浴びて林立しているエノコログサは独特の風趣があります。
イネ科の植物で「粟」の祖先とも考えられています。
ユーラシア大陸原産と見られていて、日本には農耕の始まりの頃の大昔に伝来した帰化植物のようです。
現在では日本全国の野原や道端に普通に見られる野草です。
夏の終わり頃から秋に穂ができます。この穂から子犬の尾を連想して(狗尾草=エノコログサ)と言い、
また、猫が戯れることから(猫じゃらし)とも呼ばれています。
「アキノエノコログサ」や「コツブキンエノコロ」などの仲間があります。

よい秋や 犬ころ草も ころころと   一茶

ゑのころの 河原は風の 棲むところ   稲畑 汀子















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