トップページ
あ か さ た な は ま や〜わ
ナンバンギセル (思い草・南蛮煙管・煙管草) 一年草の寄生植物
(ハマウツボ科) 秋の季語。 宿主はススキや笹。熱帯ではサトウキビやショウガ科の植物にも。
ナンバンギセルの花茎は長さ30センチ近くなるのもあります。
茎頂部に紅紫色の花を横向きに一個だけ付けます。開くことはないようです。
花茎は20本ほど固まって生えることもあります。
完全な寄生植物で、ススキなどの宿主に隠れるようにして根方に生えますから、
見つかりにくいとも言えます。
万葉集にも「思い草」として詠まれています。
思ひ草思ひしをれて紅さして (戸塚黒猫子)