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　マユミ(真弓・檀)　落葉中低木

　　　(ニシキギ科)　　花は夏・実は秋の季語



マユミの木は材質が緻密で、弓を作る時に最適の用材とされたので、
この名前があります。
５月頃にマサキに似た四弁の花が咲きます。でも色もそれほど目立たず、花も５ミリほどの
小ささですから目立ちません。
この花が秋には熟して淡黄色から赤色の１センチほどの実になります。
さらに熟すと実は4片に割れて、4個の赤い種が顔を出します。
実は、種が自然に落下しても遅くまで残っているのを見かけます。
ニシキギ科の植物です。同じニシキギ科に「コマユミ」がありますが、コマユミはニシキギにある
「翼」が殆どありません。しかし実はマユミよりはニシキギに酷似しています。
「トキワマユミ」という品種もあります。

近づきて花にはあらで真弓の実　　(五十嵐八重子)

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