花  の  詩 

 

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コバンソウ・ヒメコバンソウ (小判草・姫小判草) 一年草
 小判草は俵麦姫小判草はスズカヤの別名。

   (イネ科)  季語は夏



コバンソウ・ヒメコバンソウは共に日本の自生種ではなくてヨーロッパ原産です。
小判草は明治時代に観賞用として移入されたようです。今日ではあちこちで野生化しています。
群生する性質があります。秋田県や岩手県以南に見られる植物で、
特に海岸の砂地にたくさん自生しているようです。
小判型の小穂は長さ二センチ近くもあります。
姫小判草はいつ頃渡来したのか分かりませんが、どこでも見られるありふれた雑草です。
小判草よりははるかに小型で、小穂と呼ばれる三角形状卵形の5ミリ程度のものを多数つけます。
ともに小穂は8月頃には黄褐色になります。決して小判の山吹色にはなりません。

小判草 疼くごとくに 熟れにけり (加藤三七子)

足跡は 海に消えたり 小判草 (今井恵美子)















 

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