花  の  詩 

 

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ホオズキ (酸漿・鬼灯) 多年草

   (ナス科ホオズキ属)    花期は6月から7月。花は夏の季語、実は秋の季語。



ホオズキは東アジア原産、梅雨の頃に白い花を付けますが、私は見たことがありません。
根茎には咳止めや熱冷ましの効果があり、古来、薬用として用いられてきたそうです。
有名な東京・浅草寺の(鬼灯市)で売られている酸漿は、薬用として利用するためだとも言われます。
咢が大きくなって袋状に変化したものの内側の実は、中身を出して吹くと音が出ますので、
それで子供たちがよく遊んだそうです。
ちなみに海酸漿も良い音が出ますので、子供達の遊び道具でした。
ホオというカメ虫に食われて中身が透けて見えるのを「虫ホオズキ」というようです。

鬼灯を 鳴らして深き えくぼかな  (城谷 文城)












 

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