トップページ
あ か さ た な は ま や〜わ
ゲンゲ (紫雲英・蓮華草・五形花) 越年草
(マメ科) 春の季語(ゲンゲ蒔くは秋の季語)
紫雲英(げんげ)は中国原産とされ、牧草や肥料として利用されたそうです。
自然の肥料が見直されたのか、この数年、春先の田畑で見かける機会も多くなった気がします。
高さ30センチほどの茎が横に這って延び、茎の先に紅紫色の中に白色のある
花を10個ほど付けます。
田畑一面を埋めるように咲き誇っているゲンゲは春の華やぎを象徴しているようにも感じます。
よく言われる「蓮華草」は、ゲンゲの花を蓮の花に見立てた呼称です。
紫雲英田に こころ忘れて 来てしまふ (野木 桃花)
手にとるな やはり野におけ 蓮華草 (ひょう水)「ひょう」は票の右に風
げんげ田の 虹を紡ぎて 海の風 (檜 紀代)